【2022年版】Biツールおすすめ3選!基礎知識と選び方を徹底解説

Web集客では、アナリティクスなどを用いて集客に関するデータを分析する必要があり、施策が有効であったのか、検証に一定の作業時間が必要です。また、データを紐解き、さらなる施策を行い、Web集客を成功させなければなりません。
そこで、集めたデータの解析を行う際に役立つツールが「Biツール」です。
この記事では、Web業務のご担当者様向けに「Biツール」についてわかりやすく解説しています。Biツールの選び方をメインに、おすすめのBiツールをあわせて紹介していますので、Biツールを導入しようと考えているご担当者様はぜひ読み進めてください。
Biツールとは
Biツールとは、「ビジネス・インテリジェンス(Bussiness Intelligence)」の略で、現場で蓄積したデータをスピーディに分析し、経営に活かすソフトウェアツールです。経営部分だけでなくマーケティングや営業分野の分析など多岐に渡ります。
また、企業内で違う分析ツールを使用している場合、分散しているデータを集約し繋ぎ合わせ、可視化し業務の効率化にも役立ちます。
Biツールの選び方
Biツールを選ぶ時に注目してほしいのは、機能・使いやすさ・費用対効果です。
ツールを導入しても、機能が多すぎて使いこなせなかったり、予算をかけて導入したのに効果が実感できなかったりなどのトラブルが発生する可能性もあります。
トラブルを回避するためにも目的やビジネスプランに合ったツール選びを行いましょう。
機能で選ぶ
Biツールには、下記の表にあるとおり4つの機能が備わっています。自社で蓄積したデータを使い、何を分析したいのかによって、どのBiツールを導入するべきか検討するとよいでしょう。
レポート・ダッシュボード機能 | 分析したデータを分かりやすく可視化する |
多次元分析機能(OLAP分析機能) | 蓄積されたデータを多方面から分析する |
データ・マイニング機能 | 多彩な方法でデータに新たな法則性を見つける |
プランニング機能 | 予算計画やマーケティング立案する際に役立てる |
使いやすさで選ぶ
Biツールは、高速で膨大なデータを多方面から分析し可視化できます。
だれでも気軽にレポート作成ができたり、最新データをリアルタイムで共有できたりとExcelで資料作成をするよりも大幅な時間短縮が可能です。
また、企業内のさまざまなデータをひとつの場所に集約して扱えるため、より高度なデータ分析ができるようになるでしょう。
費用対効果で選ぶ
通常、データ分析にはある程度の時間が必要なため、中には外部に分析業務を委託している企業もあるでしょう。
Biツールを導入すれば、専門的な知識がなくても詳細なデータ分析ができるようになり、外部に業務を委託する必要がなくなります。
また社内でデータ分析をする社員が常駐している場合は、作業時間の短縮もできるようになるため、余分な経費の削減も見込めます。
おすすめのBiツール3選
Biツールは種類が豊富なため、どのツールを導入したらいいか悩みますよね。そこで、無料で導入できるツールを3つ厳選してご紹介していきます。
どのツールも基本的なBiツールの機能が利用でき、導入もダウロード形式なので気軽にツールを活用できます。料金プランや主な機能の詳細を表にそれぞれまとめているので、参考にしてください。
Microsoft Power BI
Microsoft Power Studioは、Microsoftから販売されているBiツールです。プログラミングの知識がなくても、データの抽出からレポート作成ができる「セルフサービスBI」として普及が拡大しています。
3種類のプランされているBiツールで、「Power BI Desktop」は無料で利用可能です。
Power BI Desktop | Power BI Pro | Power BI Premium | |
提供形態 | ダウンロード | ダウンロード | ダウンロード
|
料金プラン | 無料 | ¥1,090/月 | ¥2,170/月(チーム毎) ¥543,030/月(組織毎) |
機能 | ・データ分析 ・レポート作成 | ・データの閲覧 ・分析 ・レポート作成 ・共有 | ・データの閲覧 ・分析からレポート作成 ・共有 ・AI機能 |
Google Data Studio
Google Data Studioは、Googleから提供されているBiツールでGoogleアカウントを持っていれば完全無料で利用できるのが特徴です。
GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートなどのアプリケーションにエクスポートでき、レポートの閲覧から編集もリアルタイムで共有できます。
業務でGoogleのツールを使う頻度が高ければより作業効率がアップするでしょう。
提供携帯 | Googleアカウントからログイン |
料金プラン | 無料 |
機能 | データの分析 レポート作成 レポートリアルタイム共有 レポートテンプレートの作成 |
Pentaho
Pentahoは、日立から販売されているBiツールで、本格的なBiツールです。Pentahoの最大の特長は、Bi機能とETL機能がオールインワンパッケージになっていることです。
ETLとは、データを統合・加工・出力する機能のことです。多方面からデータ分析をするBIと組み合わせることでより正確で詳細なデータ分析ができます。
サポート体制も充実しているため、トラブル時にも安心です。
提供携帯 | 無料お試し版はダウンロード |
料金プラン | 月額課金制 |
機能 | ・データの分析 ・レポート作成 ・レポートリアルタイム共有 ・レポートテンプレートの作成 ・ETL機能付 ・サポート体制充実 |
自社に合うBiツールで正しい意思決定を
Biツールを導入することでデータ分析を詳細かつスピーディに行えるだけでなく、今後方針など、ビジョンが明確になります。業績アップには、正確かつあらゆるパターンのデータ分析が欠かせません。
正しい意思決定をするためにも、まずは無料版の導入から始めてみてはいかがでしょうか。
Web集客の効果測定やデータ分析にお悩みのご担当者様はぜひ一度弊社までご連絡ください。
▼最適な環境構築やアフターフォローを一括してご依頼いただけます。
この記事を書いたライター

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