LPの運用はなぜ難しい? 効果を引き出す3つの運用方法



LP(ランディングページ)運用を行っている企業の担当の方、下記のようなお悩みはありませんか?

● LP運用が難しい
● LP運用の効果的な方法が分からない
● CVまで繋がらない

このようにLPの運用にお悩みの方は、多いと思いではないでしょうか?実際にLPを作ったものの、思ったよりもCV(コンバージョン)が伸びないといった事例も数多くあります。

そこでこの記事では、LPの運用が難しいといわれる理由と、3つの効果的な運用方法をご紹介します。

この記事を読み、重要なポイントを抑えて効果的なLPの運用へとつなげましょう。

LPの運用はなぜ難しいのか?3つの理由で解説

LPの運用が難しいと感じている方は、多いのではないでしょうか。LPの運用が難しいとされている理由には、大きく分けて下記の3つがあります。

● 検索からの流入が難しい
● 直帰率が上昇しやすく内容をしっかり見てもらえない
● CVまでの動線の作り方が難しい

LPは1つの情報に特化しており、読者が限定されやすく、直帰率も高くなりがちです。そこで上記で紹介した事象がなぜ起こるのか?について次項以降で紹介しています。

では早速3つの理由のひとつ「検索からの流入が難しい」から順にみていきましょう!

理由1:検索からの流入が難しい

LPは検索からの流入が難しいです。なぜなら、ユーザーに最後まで読み進めてもらうように、文字を画像で表現しているからです。そのため、テキスト量が減ってしまうため、Google側に評価がされにくく、結果的に検索上位に反映されにくくなります。

また、LPはページ内の情報が限定的であるため、対象商品をユーザーが検索をかけない限り、ヒットしにくい状況になります。
LPは検索上位に表示される要素が少なく、上位表示も難しいため、検索からの流入が難しくなってしまうのです。

理由2:直帰率が上昇しやすい

LP運用は、直帰率が上昇しやすいと言われています。
なぜなら、限定的で1ページ完結型のものが多く、他の関連ページなどの回遊が出来ないからです。

LPはデザイン性があるものが多い反面、縦に長いページになるので、途中で離脱する方が多くなります。これはヒートマップを利用した検証でも、ページ途中での離脱率上がるとの報告がなされています。

LPは作り込まなければユーザーの検索意図を満たせないため、離脱率が上昇し、結果的に直帰率の高いLPとなってしまうのです。

理由3:CVまでの動線の作り方が難しい

LPは、CVまでの動線の作り方が難しいと言われています。その理由は、下記のものがあげられます。

● 文字数が少ない
● サイトのページ数が少ない
● 外部サイトに自社サイトのリンクが設置されにくい

CVまでユーザーを到達させるためには、結果を先に明示したのちに起承転結の結果を除く「起承転」と構成を作り込む必要があります。

ユーザーが共感できる内容でありながら、自社商品をCVさせるためのストーリーの作り込みが必要なのです。こうしたストーリー性がないLPは、ユーザーのCV率が低下するでしょう。

このようにLPの運用では、CVまでの動線作り(ストーリー性を作り込むこと)が必要です。

LPを効果あるものとする3つの運用方法

LPの運用の難しさが分かったところで、ここからは効果的な運用方法をご紹介していきます。
LPを効果あるものとするには、下記の運用方法があります。

● リスティング広告の理由
● 流入経路の確保
● 想定読者の徹底調査

運用が難しいと言われているLPですがこの3つのポイントを抑えれば、上手くいきます。それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。

ポイント1:リスティング広告の利用

ポイント1つ目は、リスティング広告の利用です。リスティング広告はインターネット広告ともいわれており、検索連動広告とコンテンツ連動広告の2種類に分類されます。

検索連動型は、Google検索を行った際に検索結果上部に表示される「広告」と表示のあるものです。このリスティング広告はユーザーがクリックするたびに広告費用を仕払う必要があります。

一方のコンテンツ連動型は、他サイトの広告枠に広告を表示させます。簡単にいえば「バナー広告」が該当するでしょう。支払いはクリックごとに費用を支払うか、広告が表示されれば支払うインプレッション方式に分かれます。

どちらのリスティング広告を選択するかについては、費用対効果を考慮し選択しましょう。

ポイント2:流入経路の確保

ポイント2つ目は、流入経路の確保です。

LPは検索流入が少なくなりがちと解説してきました。検索からの流入を増やすためにはユーザーのニーズを意識した質の高いコンテンツを増やしていかなければなりません。またペルソナ設定も詳細に行うことで「刺さる」LPになるでしょう。

LP単体の運用ではなく、LPに関係するSEO対策した記事を準備し、検索上位される記事を作成してください。結果的に検索上位表示が取れれば、流入経路が確保されます。その記事に内部リンクとしてLPを表示させて、ユーザーがサイト内を回遊できる構造としましょう。

流入経路確保のために、LP以外の記事作成を並行して進めてください。

ポイント3:想定読者の徹底調査

ポイント3つ目は、想定読者(ユーザー)の徹底調査です。

LPは、ユーザーの悩みを解決したり、この商品が欲しいと思わせたりしなければなりません。そのため、ユーザーの意識を徹底的に調査する必要があります。

調査結果を反映し、ユーザーに刺さる内容でなければなりません。自社商品の強みや、いいところばかり訴求しているLPは誰も読まないLPになってしまうのです。
LPの運用を効果的なものとするためにも、ユーザー(想定読者)の調査を徹底的に行いましょう。

まとめ:優れたLPを作成し、24時間働くセールスマンにしよう!

LPは企業の商品・サービスを購入または導入してもらうための大切なツールの一つです。ただLPを作ればいいというわけではなく、しっかりと内容を考え、ユーザーの問題点を解決できる商品などを提示していく必要があります。

そもそも読む価値のない内容であれば離脱されてしまい、結果的にCVが増えないと言った問題が発生するでしょう。

優れたLPを作成し「24時間働くセールスマン」に変貌させてみませんか?LPのCV率を向上させたいといったお悩みをお持ちの担当者の方は、ぜひご相談ください。



この記事を書いたライター

at WEB編集部
WEBサイト制作やIT関連のためになる(かもしれない)事を編集部メンバーが不定期で更新!基本的にあまり詳しくない方々に向けて書いてます。「at WEB」のサービスについても書きます。
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